愛愉琉庵の整体は、野口整体を源流とする、愉氣をベースにした心身の調律、教育、訓練法です。
心身一如という言葉があるように、私たちの心と身体は別々のものではありません。
近年はストレスと病気の関係なども大きく取り上げられるようになり、よりホリスティック(全体性という意味)な観点で健康を捉えようとする機運が昂まってきています。
そしてまた、心と身体を作り出しているある働き、生命とでも言うべき働きが、その背後にはあるのでしょう。
当庵の整体は、この働きを妨げず、ニュートラルにしてゆくことに特徴があります。
愛、氣、道(タオ)、集合的無意識、神、幸せ、など、大いなるものを表現する言葉は数多ありますが、自分自身がニュートラルになって行こうとする時、これらのものがより身近に感じられるのではないかと思うのです。
お一人お一人のお身体は皆違うため、主に背骨を観察することによって、心身の状態を読み取ってゆきます。
身体という「今」に、過去、現在、未来が反映されている為です。
また、意識を向ける、味わい愛でることを「愉氣」と呼んでおりますが、この愉氣により生ずる行い手と受け手の共感性を大切に、余分な刺激なく、その時、その方に必要な調整のみを行うよう心掛けております。
整体は体を整えるお稽古事であるため、治療ではなく指導、施術ではなく操法という呼称を取らせて頂いております。
幸せの心身を育むため、当庵の整体をご活用下さるならば、これに勝る喜びは御座いません。